HPN-SSHのパッチをあてたOpenSSHをインストールする。
HPN-SSHとは
正式な名前は「High Performance SSH/SCP」で、PittsburghのSuperComputingCenterが配布している、めっちゃ高速なSSHです。多分。
これを利用するには、OpenSSHのソースにPatchを当ててビルドして利用します。
Patchを当てる
前回の記事をベースに、Patchを当てる
前回の記事はこちら
CentOS6.4+OpenSSH(ソースからRPMを作ってインストール) - だめでもいいからやってみる
ピッツバーグのPatchをまずは拾ってくる。
http://www.psc.edu/index.php/hpn-ssh
前回の記事どおりにやったならば、6.3p1のpatchがマッチするはず。
http://www.psc.edu/index.php/component/remository/HPN-SSH/OpenSSH-6.3-patches/OpenSSH-6.3p1-hpn14-v2/
#gzを解凍 $ gzip -d openssh-6.3p1-hpnssh14v2.diff.gz #出来上がった.diifファイルを、前回OepnSSHのソースを解凍した所に配置して、以下を実行 $ patch -p1 < openssh-6.3p1-hpnssh14v2.diff
上記をやったら、あとはまたrpmbuildを実行して
sshdのアンインストール(yum remove openssh)とインストールをする。
やり方は前回の記事を参考にして下さい。
6.3p1をインストールした状態からRPMをアンインストールすると
sshのセッションが切れてしまう。
そうすると、VirtualBoxから直接ログインしてインストールする必要があるので注意
ちなみにインストール後のヘルプ
OpenSSH_6.3p1-hpn14v2, OpenSSL 1.0.1e-fips 11 Feb 2013 usage: sshd [-46DdeiqTt] [-b bits] [-C connection_spec] [-c host_cert_file] [-E log_file] [-f config_file] [-g login_grace_time] [-h host_key_file] [-k key_gen_time] [-o option] [-p port] [-u len]
次回は性能を比較したい。