インイヤーモニター周波数帯と送信形式
インイヤーモニター(通称イヤモニ)は、ライブ会場等でアーティストが耳に付けているイヤフォンと、そこに音を送受信する機材の総称をさす。
イヤモニは「特定ラジオマイク」と呼ばれるジャンルの機材の一種で、使用出来る周波数帯が厳密に決められている。
近年では地デジの周波数帯の再編があり、使用出来る周波数帯に変更が生じた。これまでA帯と呼ばれていた電波帯域(770MHz - 806MHz)が利用できなくなることになった。(A型とも呼ばれる)
http://www.shure.co.jp/ja/support_download/frequencies
音の送信形式はF8Eと呼ばれる方式で、要するにただのFMのステレオ放送となっている。
Shureなどからイヤモニの製品は色々出ているが、要するにFMラジオ局な訳だ。ただし周波数帯は全然違うので、通常のラジオでは受信することは出来ない。
だけど、もし仮に受信する事が出来れば、ラジオも立派に受信機の役割を果たすことが出来るはず。
イヤモニ(ワイアレスマイクも)を運用するには、電波帯を使用するための免許が必要となる。
http://www.tokuraren.org/Dwnld/Pdffiles/license.pdf
http://www.hibino-intersound.co.jp/shure_wlmic/172.html
なおB帯と呼ばれる周波数帯もあり、こちらではモノラルでしか送信を認められていないが、免許不要で運用できるメリットも有る。